150分あるので退屈になるかなと思ったがそんなことは無かった。
途中ホラー要素も含まれていて、ハラハラさせられるしテンポが良い。
ちょっと難しい部分もあったので解説動画を観るとよくわかった気がしました。
作品が素晴らしければ、それを作った人間性は関係ないのだろうか?
バッハは女性蔑視をしていたと映画で語られる。
実際バッハはそうだった部分もあるだろう。その他のクラシックの作曲家だって女性関係が良くない人やアルコール中毒者だった人も居る。
でも作品は素晴らしいと評価され、100年以上経った今でもファンが多くいる。
私も社会的に悪とされている人間が作ったクラシック作品が大好きだったりする。
でも今を生きている俳優が犯罪行為を犯すとその後見る目が変わってしまうのも事実だ。
作品とそれを作る人間を全く関係なく見ることは出来るのか?全く関係なく見ても良いのか?
そんなことを考えさせられる映画だった。