個人的に久々のケイト・ブランシェット。
ケイト・ブランシェットと言えば私的には「狂気」の代名詞なので勝手にそっち寄りで期待して足を運んだ。
本作、彼女へあて書きされた脚本だそう。
いわゆる、観る人の視点によって感じ方が変わる系の作品?
そのための仕掛けが凄い。
オープニングの構成とか、もう独特。
全体的に作りが巧妙すぎて、正直私にはわりと難解だった。
配信される頃に、再度観たらやっと理解出来るのかも。
でもそのおかげで長尺な158分間、最後までずっと食いついていられた。
ただ個人的に、ターの指揮する姿とオケが奏でる音楽をもうちょっと見たかったし聴きたかった。
でもケイト・ブランシェットのあの野太い声と怪物感をスクリーンで体感出来たので、それで満足。
やはりケイト・ブランシェットはカッコいい。
帰り道『ヴェロニカ・ゲリン』を久々に観たくてたまらなくなったのに最寄りのレンタルにも観れる配信にもなくてガッカリ。。