xavier

TAR/ターのxavierのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
1.0
人に対しては、常に誠実であるべきだなぁ…
リディア・ターはドイツのベルリン・フィル・オーケストラで初の女性首席指揮者に任命される。リディアは人並み外れた才能とプロデュース力で実績を積み上げ、自身の存在をブランド化してきた。
しかし極度の重圧や過剰な自尊心、そして仕掛けられた陰謀によって、彼女が心に抱える闇は深くなっていく…
ストーリーはこんな感じ。
まぁ、リディアみたいな性格の人って嫌だろうなぁ…
嫌な人に対しては、表ではいい顔をするが、裏では露骨にボロクソ言い、大事な事も周りに相談することもなく、勝手に決めてしまう。副指揮者であるセバスチャンを、リディアは慣例となっている団員による投票をすることもなくスパッと辞めさせたりしたしね。
そして周りの人にも不誠実。
描かれてはいないものの、パートナーであるシャノンには隠れて何かやっているみたいだし、今まで自分の為に尽くしてくれているフランチェスカに対しても副指揮者に任命するように見せかけておいて、自分の立場が悪くなりそうになると、その事を反故してしまうしね。
そして、彼女の運命を大きく変える事になるクリスタに対しては、それ以上の事をしていたんじゃ…
そんな風だから、あんな事に…
自業自得っていうか、因果応報な感じ
最後までリディアに共感は出来なかったわ…
そして、話の展開もメリハリがなく眠っちゃいそうだったなぁ…
ことごとく嵌らない作品でした。
xavier

xavier