天才的な女性指揮者（レズビアン）の隆盛と陥落の物語。
一言で言ってしまうとこれ以上でもこれ以下でもありません。ものすごいとんでもない展開が、ミッションインポッシブルのように待っているわけではない。ただとても深いものである、と見終わった後、物思いに耽りながら思いました
なぜでしょうか？
1つ目はこの映画を二元論的に見るとあまり面白いないということです。双方にものの見方が異なっており、どちらにとってもそれは真実です。これを分析的に見ていくと、なるほどねとわかるような仕組みになっています。映像の端の方に注目しながら見てください。
2つ目は俳優陣の演技力ですね。ケイト・ウィンスレットのための映画といっても言い過ぎではないくらいの映画だと思います。
