TAR/ターのtamomのレビュー・感想・評価

バケモノ級の傑作。
観客に極度のストレスを強いる怪作。

ターの人生を丁寧に描く前半と、
サスペンス寄りの痺れる中盤〜後半。

権力構造とキャンセルカルチャー。
世界のどこでも起きている、起こりうる話。



金魚鉢のシーンが本当にハッとさせられる。

すぐに見返したくなる考え尽くされた長回しとカメラワーク。

ラストシーンが攻めまくってて賛否分かれるのも分かる。ただ紛うことなき傑作。