おぶさん

TAR/ターのおぶさんのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
3.5
ドイツのベルリン・フィル
世界最高峰のオーケストラ
女性として初めての首席指揮者
リディア・ターの栄光と転落

天才的な能力や努力で
確かな地位を
手に入れながらも
若手育成の中で
圧力的な態度が反発を生む事も

彼女自身も
マーラーの交響曲第5番の演奏と
録音のプレッシャー
新曲の創作に苦しんでいた

どことなく「ブラック・スワン」を
思い出した

ある程度の地位ができると
周りの期待と自分のプライドで
精神的に追い詰められ
ボロボロになってしまう
ターが気の毒で仕方なかった

一度、地に落ちたター
落ちるときは怖いくらいに一瞬だね
彼女は努力家である
音楽を愛してやまない人である
きっと復活できると思う
おぶさん

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