選ばれし者が
到達する世界
何を得
何を失う
権威や格式は
羨望と嫉妬に塗れ
自他共に狂わせる
世紀を隔て
Mahler に重なり
現代のTar は
何処に行くのか
Symphony No. 5
_____
あらゆるシーンに
皮肉を散りばめ
現代的文法で
描かれている
サスペンス、スリラー
ドキュメントetc
複雑なようで
プロットは実にシンプル
上品な演奏や音楽で
物語を綴らずに
あえて対極な表現で見せる
エンドクレジットで
Electronica
究極のirony
ケイト・ブランシェットの
神掛かった演技に圧倒されます
映画界の権威や格式を背負った
アカデミー賞は
この痛烈な皮肉に対して
戴冠はさせないでしょうね
Mahler の
ウィーン・フィル辞任の顛末
脚本の確信的意図が見え面白い