TAR/ターのはるはるはるのレビュー・感想・評価

起承転結を期待してはいけない。
圧倒的な緊張感でケイト・ブランシェット演じる
指揮者の精神状態を追い続ける。
途中で鑑賞を中断出来るような映画ではない。
緊張、知性、ハラスメント、メンタルヘルス、
欺瞞、傲慢、不安、愛情、様々な事柄が絡み合う。
筋書きは重要でない映画とは言え
結びの安直さはいただけない。
とはいえ見る価値のある映画である事に変わりない。