ケイト•ブランシェットの圧倒的なカリスマ感。元々「エリザベス」シリーズでもカリスマ感はありましたが、今作は年齢を重ねて、現時点での彼女の集大成な感じを受けます。
でも、この映画は実在した人の伝記映画ではない。
最初のロングインタビューでの受け答え。
これでこの人は色んな意味でやばい人なんだなというのは察知できる。
バーンシュタインが結構最初から最後まで話に出てくるけれど、ここは別のNetflix映画「マエストロ:その音楽と愛と」を先日観たので、頭にスッと入ってきた。ただ、クラシックの知識がベースにあればもっと楽しめたかも。
カリスマ感溢れ、才能や権力を振りかざしていくが、物語が進むにつれてだんだんと崩れてくる牙城。
オープニングのシーンからも繋がっていくけれど、ちょっとしたサスペンス要素もあり。
そして最後。一瞬頭が?になった。
観る人によって見解が分かれるかもしれない。