「メル・ブルックスも忘れちゃいけません」
ずーっとターのターン。
もう、とにかくケイト・ブランシェットの演技に圧倒されっぱなし。
長ゼリフ、本物としか思えないマエストロっぷり、流暢なドイツ語……すべてを当たり前のようにこなしてしまう。この人本当に同じ人間ですか?
この演技で2022年のアカデミー賞主演女優賞を逃したのか……厳しいなアカデミー賞。
ストーリーは結構難解。はっきりしない点が色々あるし、ちょっとピンとこない演出などもあって、正直なところ入り込みづらかった。単純に、リディア・ターの栄光が少しずつ崩壊していくお話と割り切った。
マーク・ストロングが変な髪型してたから、最初気付かなかった。声聞いてもしかして……と。あれは役作りで生やした地毛なのか、それともカツラなのか。
マックスの貧乏ゆすりもターがいつ止めるのか、と気になってしまった。
ラストは、最近のそっちのエンタメに疎いので意味不明だった。観終わって調べて、ああ、そういうことっだったのね、と納得。
どうでもいいことだけど、このタイトルを最初に知った時、真っ先にドラえもんの『大予言・地球の滅びる日』を思い浮かべたのはワシだけだろうか?