鎌谷ミキ

女子高生に殺されたいの鎌谷ミキのレビュー・感想・評価

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)
3.9
【アナタは変態ですか?いや、私は変態じゃないです(多分)】

[三行あらすじ]
教師の東山春人(田中圭)は前任が問題を起こし、代わりに二鷹高校に赴任してきた。それは、自分の"計画"の一環にすぎなかった…

[レビュー]
にゃすくん🫴🍷との同時鑑賞🥳
今回は私が選びました。意外かな?🤔

動物の殺生がなければ(これ大きい)物騒なことにならなければ、もっとスコア高いです。ちなみに『アルプススタンドのはしの方』の城定秀夫監督です。『愛なのに』もだし、なんだか相性がよいようなので早く観たいな配信最新作…ちなみにマンガが原作です(脚本は監督)

まず、タイトル変えときますね。
『オートアサシノフィリア(自己暗殺性愛)が"キャサリン"に殺されたい』
ギリ、セーフでしょ。いや、どちらにしても倫理的にアウトですね…

本作は、サスペンスというかミステリーです。なかなか作り込まれている"計画"がどんどん明らかになっていく様が面白い?いや、見応えあるだな。語弊がある、作風的にね。

PG-12なのにアマプラR-15なのは、高校生ぐらいにならないとって意味で。でも、本作を高校生に勧めてどうする😇オトナになって見ようね🎵

ということで。
マホ(南沙良)とアオイ(河合優美)、キョウコ(莉子)、アイカ(茅島みずき)の物語であり"キャサリン"とは誰なのかという話です。見る予定の人はここまでで、ポスター見たりとかググらないように!

カワハラが『家庭教師のトラコ』のお笑い芸人目指してる男子(細田佳央太)で、今回もいい味出してた。
大島優子さんがなかなかいい役柄!ベッドシーンは気持ちだったね😝これで関係バレるか💦

本当に田中圭くんって、一般的には爽やかイケメンなのにしれっと影がある役やっちゃうよね。もう、オートアサシノフィリアにしか見えない(褒めてます)みんなを徐々に"動かす"のも、なかなか巧みだった。これは圭くんだからできるのであってね。もっと狂ってる方がいいって意見もあるけど、大声じゃいえない"性癖"の話ですから😝

序盤から伏線貼られてて要注意。一応、マイノリティのお話ですね。オートアサシノフィリアもですが、アオイがアスペルガー症候群だったのか!ちょっと映画だけ観てるとわからない"違和感"でしたが、行きづらそうではありました。そんな登場人物の"馴染めなさ"も少し描かれてたかな。マホは貧血で、アオイは特殊な能力で保健室通ってたから。

さてさて。にゃすくんは題材的にどうだったかな?🤗ミステリーだから断片的にしか感想いえないんだけど。フォロワーさん曰く『女子高生に殺されたい』というタイトルで損をしている話、確かにそうでした!!

[おまけ]
見た人ならわかるけど、文化祭の日、学級演劇すべて映画オリジナルっぽいですね。私はその要素に「やられた!」って感じたけどな🤔
鎌谷ミキ

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