いちみる

女子高生に殺されたいのいちみるのネタバレレビュー・内容・結末

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

❤️‍🔥

🌹オートアサシノフィリア⋯自分が殺されることに興奮を覚える嗜好。自殺願望や自傷行為とは別物。自分が殺されることへの性的嗜好。
🌹南沙良、可愛かった。そして3人のキャラクターの切り替えも良かった。
🌹"16歳はまだ早い、18歳はもう大人、少女でいられる最後の季節17歳が女子高生として1番輝いている時"とにかくこだわりがすごい。
自分が高2の頃から可愛い女の子に殺されたいって願望、芽生え始めたから高2の17歳ってこだわりがあったのかもね。
しかも17歳とは別に完全犯罪であること、自分を上回る力の子という2つの絶対条件付き。
そんな女子高生、普通いるわけない。
🌹ボディータッチや2人だけの秘密を作って特別な存在であることを女子高生に植え付ける。心理学で女子高生操って駒に…なーんて思ってたけどそんなシーン全然なかった。普通に顔が良くて自分にとって都合のいい女子高生作ってただけの先生だった。
🌹「少女の恋心なんて刹那的」これは言えてる。女子高生は新しいものが大好きな生き物で、熱しやすくて冷めやすい(人によるかもだけど)。そー考えると女子高生って単純なようで難しい生き物なのかもね。
🌹浴槽の中、すっぽんぽんでネクタイで首絞めながら沈んでる田中圭の姿シュールすぎ。
🌹最後の春人と川原のやりとり…「大人しくしろ変態」、「変態じゃない、殺されたいだけだ」、「やるなら俺が殺してやるよ」、「お前じゃだめだ、てんでだめだ、女子高生じゃなきゃだめだ!」、「やっぱただの変態じゃないか」は笑った。
必死な顔しながら女子高生じゃなきゃだめだ!って言ってる田中圭、面白すぎ。
🌹ラストがちょっとな…執着心と綿密な計画はすごかったけど、オチが微妙だった。
いちみる

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