ブラックキャット

女子高生に殺されたいのブラックキャットのレビュー・感想・評価

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)
3.0
主人公の東山春人は、
太宰治の小説『人間失格』の主人公:大庭葉蔵のような主人公です。

特異な自殺願望を持っている主人公(東山春人)の映画です。
そこに、多重人格の殺人者(佐々木真帆)の要素を持って来た、と。

ぼくは、
漫画家の古屋兎丸は、ブラック・コメディーの漫画(帝一の國)を描く印象を持っています。
たぶん、この映画も、
『古屋兎丸が「サイテー(最低)」な教師になって、古屋兎丸の「サイアイ(最愛)」の生徒たち から嫌われたい(殺されたい)』
と願う、ブラック・コメディーの映画なんだろうなと思いました。