ゆき

ツユクサのゆきのレビュー・感想・評価

ツユクサ(2022年製作の映画)
3.8
恋路

いくつになっても“恋愛対象”でいること。
ほろ苦い経験を超えてきた女たちを軸に、人として心を通わせる様を見守る時間。
少しファンタジックで小咄的な展開でした。
クスッと笑えるシーンとハッと気づきのあるセリフの数々。愛おしかった〜。
否定することなく、ダメなことはダメと言える関係がとても素敵。
「どこにでもある」存在同様、誰にでも当てはまる日常という奇跡が散りばめられた物語だったと思う。
何かを捨てる断つことの難しさと大事さも見えてくる作品でした。
水間ロンさんの出演シーンもう1シーンくらいあるかと思いきや…!
太極拳の癖の強さに見事にハマりました。笑
***
一億分の一の確率で隕石が当たった芙美。彼女が暮らす小さな港町では穏やかな日常と緩やかなドラマが繰り広げられている。
ゆき

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