メッチ

モリコーネ 映画が恋した音楽家のメッチのレビュー・感想・評価

4.2
恐らくこの人がいなかったら映画は、今より印象的ではないものになっていたかと思います。

「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン&続・夕陽のガンマン」や「ニューシネマパラダイス」や「アンタッチャブル」と、挙げればきりがないほど多くの映画のテーマ曲を手掛け、多くの映画監督やアーティスト達に影響を与え続けた。どんなに意味のあるシーンでも、音楽がそのシーンにあったものでないとチープになってしまう。モリコーネは、監督を理解してその上映画自体も理解した上で作曲をしていた。それも制作している人達よりも理解していたというのは驚き。でも、そうだからこそ印象に残る音楽を手掛けられるのではないでしょうか。

ドキュメンタリーとはいえど、多くの人に影響を与えた巨匠の人生そのものがドラマのようでした。
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