金柑

モリコーネ 映画が恋した音楽家の金柑のレビュー・感想・評価

3.6
映画音楽についての作品は映画館で観なければならないと思ってるので上映回数減る前に。
色んな映画内の惨い場面や9.11の映像が意外とバンバン出てくるので苦手な人は心構えをしておいた方がよいと思う。私はちょいちょいヒンッてなった。銃から手を引っぺがすやつとか………

モリコーネの生い立ちから撮影時の直近まで(たぶん)を順当に追っていく感じ。
映画音楽の功績しか知らなかったので、実験音楽やってたとかしっかり交響曲やミサ曲を作っているなんて露も知らず驚いたし歌付きの曲もどれも良い…すごいな…絶対音楽という呼称も覚えた。

周囲からの絶賛、セルジオレオーネとの絆、妻との絆。ちょっとあまりにも絶賛しか出てこないなとは思ったけど、本人の功績と人柄ゆえなのかな
本人がピアノ弾きながら歌って見せても全然魅力が伝わらないところは笑っちゃった 編曲ってすごい

ニューシネマパラダイス大好きなんだけど、それはみんなわかってるでしょ?という感じで一瞬だけだったナ
あと冒頭の体操で不思議に始まる感じは結局そこだけだったな。以降触れられることもなく。部屋で一人指揮してるのとか、普段からやってるのかこれのためにやらせてるのかどっちなんだ…?とか考えてしまった。ドキュメンタリーにおける映画的演出。

昼過ぎに観たので飯のせいか暖房のせいか、やはり前半睡魔にやられてしまったんだけど目が覚めたら荒野の用心棒だったのでセーフかな…
金柑

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