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モリコーネ 映画が恋した音楽家のminのレビュー・感想・評価

4.0
楽しみにしていていの1番に劇場へ。
ほぼレイトショーなので、ビールを片手にマエストロのドキュメンタリーと音楽を楽しみました。ジュゼッペ・トルナトーレ監督、ありがとう!!

なんということだ…私の中のウエスタンはガッツリとマエストロの音でしかないのだけれど、マエストロのウエスタンがその他側だと知って驚き。「マエストロから軽く口笛吹いてってリクエストされたけど、ちっとも軽くなかった」というプレーヤーの弁に笑ってしまいました。

にしても、「手紙を書くように曲を書いてしまう」のパワーワード!

「時計仕掛けのオレンジ」が逃して唯一悔やんだ作品というマエストロの言葉も興味深かった。

でも、なんと言っても若かりし頃の結婚前の奥様を語る顔が言葉がめっちゃキュートでね。キュンキュン。

1961年に映画音楽に携わり、1970年にはやめる→1980年にはやめる→1990年にはやめる→2000年に…やめない、もうやめないの言葉にじんとした。

あと、ベルナルド・ベルトルッチ監督のラスボス感ね。絶対に歌手になるべきでしたよ。監督の声、めっちゃ好みです。
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