うどん

モリコーネ 映画が恋した音楽家のうどんのレビュー・感想・評価

4.3
今年最後のレビューです。
2023年もありがとうございました!!

大好きなモリコーネの音楽に浸りたくて、もっと知りたくて、鑑賞!

「映画音楽」ってすごい…!

モリコーネの生涯を全く知らなかったので、家族のこと、映画音楽に携わる前のこと、などなどを157分という予想以上の長尺で追えたのは、濃厚な時間だった。国籍問わず、監督、作曲家が数多く登場して、モリコーネについて語るという贅沢さもあった。

私の知るモリコーネの曲が登場するまで長かった!イタリアの歌謡曲、映画は全然知らなかったけど、祖父の集めた古いCDを思い出させる懐かしいメロディーで心地良かった。タランティーノ監督のおかげで、「アノ劇中音楽はこの作品がオリジナルだったのか!」という発見もあり、見応えあり。

モリコーネの曲の美しさにうっとりしつつ、本人には不満な曲もあり、作曲家本人から製作秘話や感想を聞けるのが貴重で嬉しかった。映像にあの音楽が加わるだけで、こうも印象が変わるのかと、映画音楽の素晴らしさを改めて実感。
私が特に好きなモリコーネ曲は、「海の上のピアニスト」「ニュー・シネマ・パラダイス」で、そこら辺の話をもう少し聞きたかった。でも、西部劇の中でも有名なあれらの曲を堪能できて幸せ〜。

以上になります。
今年も皆様のレビュー、楽しく拝見しました。相変わらずのマイペースですが、来年もよろしくお願いします!
うどん

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