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モリコーネ 映画が恋した音楽家のmomのレビュー・感想・評価

3.5
作曲家の頭の中には、五線譜とオーケストラが存在する。

映画音楽はただ好きに作曲すればいいというものではなく、映画のイメージに合わせたメロディでなければならない。
映画の中で盛り上がるシーン、重要なシーン、感情を表すシーン、それぞれが統一感を持ち、独創的であり印象的な音楽、そんな曲を作ることの出来るのが、モリコーネだ。

素人のあたしにはハンス・ジマーのように出だしでモリコーネの曲だとは分からないが、聴けば何の映画かは分かる。
時には映像よりも多くを表現する映画音楽。
人々の記憶に残る仕事は本当に素晴らしい。
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