洋画ホラーでは割とありがちなプロットで、いわゆる「ブギーマン」的な存在かと思ったけど、ギリギリまで妄想か現実か曖昧なままで引っ張った辺りは悪くないと思った。
でもこのオチなら、本作ストーリーの始点/基盤ともいうべき“事件”とはならなかった様な…。同様にこのオチなら、病んじゃった親友も何でそこまで病んじゃうのかよく分からなくなる。
まぁ結果的には、存在した訳だから辻褄合ってると言える(のか、本当に?)。
んーこの“捻り”のために、ギリギリまで引っ張った(上で更にひっくり返した)んだろうけど、おかけで全体の整合性にガタが生じてないかな。
結局、その存在理由も今一つ分からないし。
文字に起こすと、以上のとおり散々な感じだけど、雰囲気やストーリー展開、マーシーのキャラビジュアルは嫌いじゃない。
ただ、グロゴア描写がほぼ無いのは、この手の典型的ホラー作品としてはインパクトに欠けて残念。