ビョーキノオタク

リベリオンのビョーキノオタクのレビュー・感想・評価

リベリオン(2002年製作の映画)
5.0
ガン=カタとは!

"何千件もの銃撃戦の記録の解析を通じて、クラリックが得た結論だ

つまり、「あらゆる銃撃戦における敵対者の幾何学的分布は、統計学的に予測可能な要素である」ということ

型のひとつひとつは銃を総合兵器として扱い、流れるような各々の構えの変化で、最大級の殺傷空間を描き出す

即ち、最大限の損害を最大数の敵に与えることができるのだ

また守備の面も、統計学的に決まりきった応射の弾道など無いに等しくなる

この体術を機械的に習得すれば、射撃効率は120%も向上し、また、守備能力は63%も向上する"………


その結果が、ポーズキメキメで多人数相手を蹂躙するクリスチャンベールが誕生してしまった愛すべきボンクラ映画。


感情を抑制する統治社会からの脱却というアツい設定も中二病こじらせたオタクにはたまらない。
至近距離での銃撃戦は、今でこそ数々の作品でパク…オマージュされるようになったが、それだけこの作品のインパクトが凄まじかったということ。
こんなん観たら小学生マインドを持った男の子だったらマネしちゃうでしょ……