てくのすけ

リベリオンのてくのすけのレビュー・感想・評価

リベリオン(2002年製作の映画)
4.0
ストーリーは忘れてもガン=カタだけは忘れない、それほどのインパクト。マズルフラッシュのなか長ラン来たクリスチャン・ベールが神速で敵を倒していく画のパワーが凄まじい。制御された近未来の無機質な雰囲気と、それを徹底した美術も良いです。感情を抑えた世界と言いつつ新相棒はどう見ても感情持ってるだろうとか、感情なしでどうやって結婚に至るのかなどノイズも結構あるけど、それでも面白いし文句無くカッコいい。

初めてガン=カタを観たときは「アクションの新次元が来た!」と思ったもんだけど、あまりに画期的で独創的だったためか結局フォロワーが続かなかった感じ。『GIジョー2』や『まどマギ新編』あたりでちょっと出たけどそれも「ガン=カタやってた!」って言われてしまう。つまり銃撃と格闘を組み合わせたアクションに「ガン=カタ」という名前を付けた時点で伝説になってしまった。それだけで一度は観る価値がある。
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