アマプラで、評判だからっていう感じで見始めたらやめられなくなって、ほぼほぼ一気見しました。んで、どうせ総集編かもな、と思いながらも、復習のつもりで映画館へ。そしたら、ああこれほど見事な復習があろうかというくらいの出来で大満足。不満を持ってる人は、わかりきってる内容を今さら、という感じなのかもしれませんが、私は物語そのものもさることながら、物語の語られ方というか、視点というか、そこにすごく惹かれる方なので、この同じ話を時制と語る視点を変えることで、あ、そう、そこが聞きたかったという、事件の全体像を聞き直す物語として楽しみました。途中途中で、ああそうだったんだ!というのがサラリと出てきて自分の思い込みが少しずつ崩されていく快感を味わえる。あと、俺みたいに注意力散漫なものには、ああ、あそこのセリフはここにつながってるんだ!というような小さい理解が矢継ぎ早に届けられ、退屈する余裕まったく無いです。ラスト後の展開もうわあ!という感じで、もう一回見直したいくらいですね。