映画　オッドタクシー　イン・ザ・ウッズのYukaのネタバレレビュー・内容・結末

最初というか途中まで、誰が何のために行動してるのか分かんなくて難しかったけど面白かったし、最後もまさかの展開で良かった。
アニメを見た子によるとアニメ見てからの方が分かりやすいし面白いらしい。確かに何も事前知識ないと最初は混乱した。

ズートピア的な動物の擬人化作品だと思っていたら、まさかの主人公の認知によるものと知ってびっくりした。何の動物に見えてたかって含みがあるのかな？剛力さんとか見た目だろうなって思ったし、大門兄弟は犬のお巡りさんが由来かな？って思ったけど、アイドルたちが犬猫なのとか他のキャラクターたちはどうしてあの動物なんだろうな〜

インタビューと過去が混ざってたけど、インタビューだけだと言い方とかあえて言わないこととかがあって面白かった。

なんかゲームデータとか消しゴムとか、他人にとってどうでもよくて何の価値もないものでも、当人にとっては計り知れない価値のものってたくさんあるよねって思った。あとデータの入ったスマホを水に落としたことって、あくまでも狂い出すきっかけというか、これまでギリギリ普通と言われる範囲に収まっていても、ある時何かがきっかけで爆発してしまうことってあるし、それは他人事じゃなくて自分でも気づかない内にそっち側になる可能性があるなって思ったな〜

最後車が橋から飛び出して海に落ちるまでのその瞬間、これまで間接的に事件に関わってきた人たちがいろんなことを思うシーンが好き。飛び出して月を背景にするところだったり、落ちる瞬間だったり、人によってその一瞬のシーンでも印象に残る場面が違うのも面白かった。