ハンスウ

a-ha THE MOVIEのハンスウのレビュー・感想・評価

a-ha THE MOVIE(2021年製作の映画)
4.2
このバンドのバンドの大大大大大大ファンってわけじゃないんですけど、今でも1番好きなミュージックビデオといえば「テイク・オン・ミー」なんですよ。自分の中でこれ以上を更新するようなビデオはなかなかないです。といっても、ここ数十年のMVをすべて観たわけじゃないけど、でもたぶんこれ以上のものはないと思ってます。それこそ、マイケルの革新的な「スリラー」よりも好きだし、このビデオのユニークなアイデアと世界観が素晴らしい。もちろん、これよりも優れた斬新なビデオもたくさんあるでしょう。でも自分にとってはいつまでも変わらないMVナンバー1ですねぇ。

でも、やっぱり大ファンではないのでこのドキュメンタリーは知らないことだらけでした。はっきり言ってファーストアルバムくらいしか知らないんですけど、それ以降もずっと活動を続けていて、大規模会場でのライブツアーも続けていて、アルバムを出し続けていたとはまったく知りませんでした😅

バンドが長く続いてはいるんだけど、何かとモメ事が絶えないバンドだったらしく、レコーディングのためにスタジオに入れば最後にはケンカになっていたそうな。意外と音楽的な方向性の違いでぶつかり合ってたみたいですね。なぜ意外だと思ったかというと、a-haといえば、80年代からアイドル的な側面が大きかった。特にボーカルのモートンがカッコよく目立っていて、それよりももっと派手だったイギリスのビジュアル系たちに一歩も引けを取らない存在感を放ってましたよね。でも考えてみたら、音楽的にしっかりした考えがなかったらこんなに長くは続かないだろうし、この映画を観ていろいろ納得することがたくさんありました。

いずれにしても、80年代にノルウェーから世界的なヒットを飛ばしたんだから大したバンドだと思います。最近はノルウェー映画をよく観るようになったし、ノルウェー代表のサッカー選手もイングランドやスペインで活躍してるし、音楽はよく知らないけど😅 ノルウェーからまだまだ何か出てきそうな予感がしますね🙂
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