よし

神々の山嶺のよしのネタバレレビュー・内容・結末

神々の山嶺(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

高校生の時に小説は読んでいて、
そのとき、めちゃくちゃ夢枕獏にはまってたんですよねー。
山の描写は頭の中で想像しながら読むよりも迫力があってずっとすごい。

高校生当時の私は羽生の生き様に『これが漢のロマンか〜!』といたく感動したのですが、30過ぎて思うのは、生きるために登山をしてほしかったということで、無茶な登攀はせずに帰ってこられる計画で山登りをして、その上で山を愛してほしかったなということです。
山に生かされていて、それしか無いと言うけれど、もし生きて帰れたらあなたの大好きな山にまた登れるんですよと、死に場所を探すような登山はしてほしくなかったと、そんなふうに思ってしまいました。
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