ぐるぐる

神々の山嶺のぐるぐるのレビュー・感想・評価

神々の山嶺(2021年製作の映画)
4.0
主人公は登山カメラマン深町
かつて1920年代にエベレストに挑戦し、消息を絶ったマロリーのカメラを買わないかという話を持ちかけられた夜、同じく消息を絶っていたの登山家羽生と遭遇する
羽生は若い頃から無謀な挑戦を成し遂げてきた登山家で、マロリーのカメラ以上に深町は気になる存在
羽生がエベレストへの挑戦を目論んでいると睨んだ深町は上司が止めるのも聞かず、1人で羽生捜索を開始する

なぜ山に登るのか
深町が羽生を追い求めたように、私たち観客も彼らの目的を気付けば追い求めている
なぜ山に登るか、なぜ生きるか
映画ラストの羽生の語る言葉は、そこに辿り着くまでの過酷な山の描写があったからこそのもの
よき映画でした