このレビューはネタバレを含みます
画面に立体感のある美術と表情豊かな人物表現が素晴らしかった。
文化財を人質に難民たちが要求を押し通したという風に見えたし、世間からもそう見られるんじゃないかと思うけど、この作品の中でそういった反応…
出版から75周年『アンネの日記』の新たなアニメーションで描く物語。
1942年、アンネは空想の友達キティーに宛てて日記を書き始める。
そして現在、博物館に保管されているアンネの日記に異変が…
な…
アンネの日記に書かれた空想の相手であるキティーが現代に現れるお話し。変わった視点での戦争反対映画ですかね。現代と当時が行ったり来たりでややこしかったけど面白かった。後は日本人が財布を擦られるのが残念…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アンネフランクを主人公にしてしまうとどこか説教染みた雰囲気を感じてしまい(劇中の演劇観客のように)気が削がれるほどの古典になっている作品が、空想の友達を主人公に据えることで新鮮に語り直し、今ある課題…
>>続きを読むアンネ・フランクが体験した出来事は、後世ずっと語り継ぐべき物語だと思う。
今作はアンネの体験を描きつつ、現代も舞台にしていることで現在の難民問題が近い性質であることを訴えているところに、新さがあって…
アンネの日記はアンネ・フランクが空想の友達に対し綴っていたもの。
この映画はその空想の友達の視点でどうなるのかを描く。
アンネの日記から生まれたキティーは、アンネの生涯だったり、日記を訪れていくこ…
© ANNE FRANK FONDS BASEL, SWITZERLAND