このレビューはネタバレを含みます
悲惨な過去の教訓とその受け継ぎ方に対してさらに1歩踏み込んでいました。
序盤で原題『Where is Anne Frank』の意味を明らかにし、まるでそれに回答するかの如くキティの大胆な策略。
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このレビューはネタバレを含みます
辛いが、今観るべき映画。アンネ・フランクという少女が祭り上げられている現代、それにもかかわらずこの有様の現代を強く鋭く批判する。
アンネ・フランクの日記「キティー」の視点で物語を進めるという着眼点…
アンネの日記を読むのに途中で飽きて観に行ったはずなのに、むしろ読みたくなるような映画だった
ユダヤ人と難民と立場は違うけれど同じ隠れ家に身を置いている存在として共通項を見出して話を展開しているところ…
アンネの日記を原案としたアニメ映画で、今この題材を取り上げることの意味について非常に考え抜かれた作品だ。
"アンネの日記に書かれたイマジナリーフレンドの「キティー」が現代に実体化する"、というキャッ…
理屈では無く、今、心に響いた。
必ずしもアンネの日記を読んでおく必要はないと思いますが、とても快活で、明るくて、妄想好きな女の子であっただろうこと、世界一のジャーナリストになりたいと日記に書いてい…
綺麗事を揶揄することでクレバーをアピールする方々がいはるが、この映画は過去と現在をアンネのイマジナリーフレンドキティを現出させることで、綺麗事ごとへの希望を呼び覚ます。
キティがI AM HEREと…
「戦場にワルツを」のアリ・フォアマン監督の最新作。
原案となる「アンネの日記」自体読んだことなく、楽しめるかどうかわからなかったので、スルーしようかと思ってたのですが、時間が空いて急遽観に行きました…
Where is Anne Frank
タイトルは、原題そのままで良かったのでは。
この映画が主張していること、問いかけたいことが、この言葉に全て込められていると思います。
アンネ・フランクが想…
© ANNE FRANK FONDS BASEL, SWITZERLAND