どらみ

アンネ・フランクと旅する日記のどらみのレビュー・感想・評価

4.1
アンネの空想の友達キティーが日記を飛び出し
現代のアムステルダムでアンネを探す
アンネの足跡を辿る度は
戦争の記憶を風化させず
そこから学び
厳しい状況にあっても人生を肯定し続けた
アンネの想いを受け継ぎ
全ての人が尊重される社会を創るべく
明日の子供たちに希望を繋ぐ

鼻歌みたいなハミング含めカレンOの劇伴がめちゃ素敵
サントラ欲しい♪

アフタートーク
ゲスト NPO法人ホロコースト教育資料センター 石岡史子
進行 立田敦子
人間観察、自分自身の内面を書いた少女の青春日記を越えて
文学的価値と共に歴史の一次資料としての価値がある

ナチを無表情の巨人の様に描いているのが
残虐行為を行ったナチも人間だったと思うが
少女アンネにはそのように見えたのか?

隠れ家はアムステルダムの街中にある
隠れ家の壁にはアンネと姉マルゴの成長記録を
父親が記した目盛りがあり
姉は2年間で2センチくらいしか成長していないが
アンネは10センチ近く成長している

隠れ家を助けた女性が日記を隠して保存していたが
アンネが誰にも見せずに書いていたのを知っていたので
決して読まずに生き残った父親に渡した

ジャーナリストを夢見ていたアンネは
途中で戦後に残す為、日記を清書しなおしている
どらみ

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