バルト三国は比較的穏やかに独立を成し遂げたと思っていたので、それが誤解であることがわかり勉強になった。それにしても、「西側諸国はクーデター派を認めていたかもしれない」と彼は言っていたが、エリツィン→プーチンの流れから現在のウクライナ戦争が起こっていると考えると皮肉なもんだ。ノーベル賞を含めた西側諸国によるゴルバチョフの評価もそうだが、その視点での、そのタイミングでのものでしかない。そう考えると「問い続けなければならないのです。」というのは良い言葉だと思う。
カラーより白黒の方が綺麗に見えるシーンが多々あった。わからないところを途中で調べられるので、歴史物とインターミッションは相性が良いと思った。