おーじ

バビ・ヤールのおーじのレビュー・感想・評価

バビ・ヤール(2021年製作の映画)
3.0
【1941年、ナチス占領下にあったウクライナ・キーウ郊外のバビ・ヤール渓谷で、わずか2日間で33,731名ものユダヤ人が虐殺された。歴史に埋もれながらも各所で保管されていたアーカイヴ映像を発掘し、この “人類史上最も凄惨な事件” の背景とその歴史処理を白日の下にさらす。】

折り重なる色とりどりの衣類はさっきまで生きているユダヤの人たちが身に着けていたもの。
一番印象的なシーンはカラーだが静止画で、その瞬間などの映像はなかった。
そこに至るまでの流れのほうが中心かな。

この映画、ほぼモノクロの記録映像でして、爆撃が起こった日時や場所などがテロップで出たりはする。
ただ、その時の人々の声とか会話みたいなものは特にないし、みんな淡々とカメラに収まってる(印象ね)。
個人個人の声は聞こえないけど、その都度キーウの町を制圧した人たちに対する祝福の声は聞こえる。
個人の声が聞こえてくるのはラストだ。
1941年に何があったか、証言として話す内容で、バビヤール渓谷のあのシーンを思い出す。
なんで衣類だけ?って思ってたんだけど、脱がした衣類は二次利用するためだったのね…
なんてこった…

できればもう少し画面の中の説明が欲しかった…どこそこから移動してきた◯◯軍…みたいな。
歴史的背景サラッと復習するだけではだめだったな…

個人的な感想
とにかく音!爆音!!戦車や車走るたびにすげー音!!!!!音でかすぎて戦争ってこんなにうるせーのか!!!!ってなりました。
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