ぐり

彼女のいない部屋のぐりのレビュー・感想・評価

彼女のいない部屋(2021年製作の映画)
3.8
余韻の強い映画でした。

観ているときは、何が現実で何が虚構なのかと、思考が巡らされ。頭がフル回転していた。

技工性の高さが効果的に、心の色を強く感じた。
そして、頭をフル回転して観たせいもあるのだろうか、観た後の思い返しが強かった。

大切なものを、人を、なくした心の痛み。
それでも生きていく息苦しさ。
それが、本当に強く入ってきた。

大切なものが、なくなって。
苦しくて。
それを過去にできなくて。
したくなくて。

人間て
不器用で、キレイだ。
ぐり

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