(別媒体から感想を転記)
2022/09/13
ある女性が夫と子供を残して家を出る。女性と残された家族の生活が入れ違いに写されるが、物語の繋がりも並行モンタージュの編集も奇妙な不自然さがある。だが…
これはきっと、主人公が壊れてしまわぬよう防衛機制が働いたということなのだろう
それでも彼女は、あの日あの庭ですげない返事をしたことを、生涯悔い続けるに違いない
最初から観直してあれこれ確かめたいが、…
公開当時劇場で鑑賞。
どういう状況なのかよくわからないまま話が進むが、この状況に置かれた人間の心の中で荒れて揺れる混乱やその振動をカメラが真っすぐ追いかけるとこういう映画になるのだろうか。最後また彼…
めちゃくちゃ切なくて苦しい映画。もうちょっと映画として楽しめるように作ってくれていれば超名作になったかもしれない。
家出をする主人公、残された夫と子どもたちの暮らし、子どもたちと似たような年頃の子…
家族を失った女性の話。
冒頭から断片的なカットの連続で、なかなか本筋が掴めない本作。
どうやら主人公が家族を捨てて家出した事、その間に家族が雪山遭難で亡くなった事が分かってくる。
ところが、その…
フォロワー様の今作レビューで名前を知ったマチュー・アマルリック監督。少し調べてみると、自分が観た作品でもジュリアン・シュナーベル監督の『永遠の門 ゴッホの見た未来』やウェス・アンダーソンの『グランド…
>>続きを読む完全にネタバレに近くなってしまうが…
家出をしたはずのクラリスはとても情緒不安定に見えるが、話があっち行ったりこっち行ったり、過去なのか、今なのか、よくわからない感じで進む。しかし、それが顛末の布…
なんだよ自分勝手に家を出て自分を探す旅に出た人の話かよ、ケッと思って観てたら???となって、これはどっちかが死んだらしいと思うも相変わらず???。まぁそういう風に作っているんだろうし、女性が深い悲し…
>>続きを読む- LES FILMS DU POISSON – GAUMONT – ARTE FRANCE CINEMA – LUPA FILM