浜一

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室の浜一のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

★TBSで放送されていたドラマの映画版。冒頭の空港、そして横浜のランドマークタワーが大炎上。全てCGなんだろうか?迫力は満点。昔の「ダイハード」なんかではミニチュア撮影も交えて表現していたものだけど。
★物語も迫力ある災害シーンもあって、ハラハラする展開が続く。ただし、賀来賢人扮する音羽先生がスーツからMERのユニフォームに着替えるまで。
★喜多見先生と高輪先生が燃え盛る炎の中で絶体絶命でも、「音羽先生とMERメンバーが駆けつけるのよね」と判ってしまうからサスペンスが生まれない。まあ、TVシリーズからそういうドラマだったけど。水戸黄門やウルトラマンと同じで必ず最後に現れるヒーローだからね。
★杏扮する鴨居先生を説得するのに、喜多見先生の妹の件は持ち出さないで欲しかった。お涙頂戴より、もっとしっかり鴨居先生の葛藤を経てのタワー突入が見たかった。
★犯人像は昨今の事件の犯人像の影響多大。自ら大火傷とか京アニ放火事件か。動機は自殺志願者の「自分独りで死ぬの嫌」タイプ。犯人手術シーンで、患者が犯人と判った時のジェシー扮する潮見先生の表情から「こんな奴を助けなければならないのか?」となるかと思ったが、サラッと流してたね。
浜一

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