あちぴろ

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室のあちぴろのレビュー・感想・評価

4.5
11/29に切れるU-NEXTのポイント消化。

いや、消化のために観たとはいえ、むちゃくちゃ面白かった。

「医師の喜多見と申します」、「死者は…ゼロです!」は健在で今回は「ですね」の連発だった。
今回は厚労省管轄のヨコハマMERが誕生し、都知事管轄のトーキョーMERと共に、「そこに愛はなかった」今野の横浜ランドマークタワーに仕掛けられた火災テロに立ち向かうお話。

再婚した妊婦の妻と菜々緒演じる看護師がランドマークタワーに上階展望台に避難者170人たちと取り残される。
救出に向かう喜多見とMERの面々。
危険な現場に医師が向かうべきではないと、ヨコハマMERの医師で音羽(賀来賢人)の元カノ鴨居医師(杏)と意見が食い違う中、「待っていては救えない命がある」とトーキョーMERの面々は火の海と化したランドマークタワー展望台へと駆け上がって行く…

二転三転する展開、政治家になった音羽がラストにいいところを持って行く展開とそーだろうなと期待して待っている自分。
のめり込んだなぁ。
いつもの面々、ドラマで亡くなった設定の妹(佐藤栞里)の出番も多く、亡くした身内がいた事が喜多見の行動をより裏付ける要素としてヨコハマMERの面々の感情の機微の後押しになっていた様に感じる。
なんとか助け出せた後の手術シーンは圧巻。もう観ているこちらは諦めかけてた。妹の事があったので、主要キャストでも殺すんじゃねーか?とまで疑ってしまった。せなお曰く、妹も妻も亡くしたら喜多見先生はもう生きていけないだろ?と。確かに。


この作品は今後もシリーズ化しても、いい数字が取れると思う。


(U-NEXTのポイントレンタルにて)
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