ケイコ 目を澄ませてのsumのレビュー・感想・評価

なんかすっごい心地よい映画だった

ケイコは言葉をほとんど発しないからこそ、今どう思ってるのかなとか、今までどんな経験をしてきたんだろうって想像しながら見るのも新鮮だったし、なにより音ってこんなに聞こえたっけ？ってくらい響いてきて自分の知らない誰かの日常に溶け込んだみたいだった

ケイコの周りの人たちの会長やジムの人、家族や仕事場のおばちゃんが見守ってくれてるのとは対象的に、耳が聞こえないってだけで会話すらしようとしない警察官や聞こえないことにすら気付かず怒りをぶつける通行人が印象的だった。