生まれつき難聴のケイコはボクシングをやっており、ある日通っていたジムが閉鎖することが決まって、、というお話。
起承転結がきっちりとしたストーリーものだと思って視聴したが、ケイコのドキュメンタリーのような落ち着いた映画だった。
難聴のボクサーという難しい役を演じた岸井ゆきのがとても素晴らしく、劇中ほとんど喋らないので表情で語るのがメインなのだがある程度今どんな感情なのか伝わる繊細な表現が上手かった。
また、映画全体としてもBGMが無く、街の雑踏がBGMになっている表現方法などかなり音にこだわっている感じが強かったので劇場で観るのがおすすめ。
