皿もげ

ケイコ 目を澄ませての皿もげのレビュー・感想・評価

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)
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手話通訳士である母に誘われふたりで鑑賞。
音楽は前編通して、主人公の弟のギターのみ、静かな映画。
岸井ゆきのさんの演技がとても自然でいい、たくさん練習されたんだろうなという動きも自然だった。
目が強い。
ものすごい事件というものは起こらず、ドラマチックな場面も多くない。
登場人物の感情がことばで語られることなく、全員の、本人の中にある感情を読み取るという鑑賞だったのでとてもくたびれたが、聞こえないということは、聞こえる自分よりもそれの連続なのかもしれない。
音楽がないということで、よりそう感じた。
自分の日常とはちがう日常。
エンドロールがすごく印象的で素晴らしかった。
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