日本アカデミー賞て岸井ゆきのが、まだ劇場で観れます♡と言ったとか言ってないとか聞きまして、彼女のためならと駆け込んで劇場に(ダマされるタイプ)。
さすがアカデミー賞効果か、平日の午前上映なのに6割ぐらいは埋まってました。
駆け込み需要多かったです(おまえもな)。
両耳が聴こえないプロボクサーを岸井ゆきのが熱演。
それだけの情報で臨みました。
岸井ゆきの、これはベストアクト。
日本アカデミー賞最優秀主演女優賞も納得。
聴覚障害の役どころ
ボクサーの役どころ
手話や瞳や表情
ただでさえ俳優は役になりきることが求められる中、これだけ高難度の役を見事に演じてました。
実在するプロボクサーをモデルにしたようで、かなり思い入れがあったであろうことは受賞スピーチを聴いて容易に想像がつきます。
タイトルも良いですよね。
目を澄ませて。
ボクシングジム会長役の三浦友和との関係性が良かったですね。
親娘関係にも似た空気感
言葉はなくても通じる信頼関係
お互いを思いあっていることが伝わる描写
トレーナー2人も重要な立ち位置。
ケイコに対して差別なく真剣に向き合っているからこそ怒ったり褒めたり。
ただ、こういった作品は面白い面白くないという概念じゃくくれないのが悩みどころでありまして。
いい作品を観たという気持ちはあるものの、面白いかと聞かれたら正直NOですし、おすすめかと聞かれてもNOと答えるのが本音であります。
こういったエンタメ性がない真剣な作品(コメディでも制作者側は真剣ですが)は、レビューが難しい…。
書くことに困ります…(´・ω・`)