耳を澄ませての部分がかなり大事
勧められてようやく鑑賞
みなさんのレビューを拝見させていただきながら思ったことは
人によって評価が大きく分かれるお話なのだろうと
16mmのフィルムの部分を取り上げている方が多いようなのですが、どちらかというと音のこだわり方。
咀嚼音や環境音、話し声、未だかつてないくらいこだわってとっている。
マイクの拾い方がハンパない。
そして、1番なのは聾唖だからとか、
貧乏だからとか
ボクシングだからとかではなく
「戦うことの意味と向き合い方」がテーマではなかろうか?
ジムが閉まると聞いたの喪失感
1番信頼していた恩師の危機
今、戦いから降りたい
でも本当に降りていいの?
と自分に問いかけながら日々を送る
私もこの問いはここまで生きてきてずっと感じている
答えはないし、いつ降りていいかわからない
引退することの気持ちってどこで決定するの?
ホントにいいの?それで…。
そんな声が耳を澄ますと聞こえてくる
なんとも言えない気持ちになる映画でした。
うーん!
まだまだ負けられないなぁ。
走るか!!