ケイコ 目を澄ませてのbibooのネタバレレビュー・内容・結末

岸井ゆきのさんの目が良い。最後のやっぱり辞めたくないなあっていう顔に見えたのがよかった。
迫真のボクシングをしっかり見せるわけでもなく、岸井ゆきのという俳優を見るような映画。でもボクシング試合シーンが緩いわけではなく、気合は入っている。
ケイコの目が良いとわかる描写が少し足りなく感じた。「はい」のイントネーションが健常者っぽいと思ってしまったけど、ロートーンだからジャッジするほどはないかもだし、大袈裟に真似事をするのも、わざとらしくいやらしいのかもしれない。
親切心で近寄ったり言語を合わせるのも相手にとっては馬鹿にしてるように取れる時もあるよな、もちろんタイミングが大いに関わるし、近寄り方や気持ちだとも思うけど、繊細で難しいなと思った。