このレビューはネタバレを含みます
ジムの雰囲気や匂いが映像から伝わってきそう
全てにおいて物音ひとつ演出になっていた。
打ち込めるもの。文字通りのミット打ちを続け後半素晴らしい上達
アパートで3人でシャドーするシーンがすごい好き
しかしボクシング。
歴史もさることながらこうした人間ドラマを織りなすのになんと適したスポーツなのだろうか、他の格闘技にはない題材としての側面がある
エンドロールの静けさ、僕はとっても好きです。
そこに誰かにとっては他人ですれ違うだけで興味も持たないでもしっかり地に根を張り生きる積み重ねられた人の生活が、人生があって、大切な場所は失われはしても人生も道も続く以上走り続けることを選んだと。
岸井ゆきのの喪失感の表現が秀逸。