自分の居場所がボクシングしかない女の話
冒頭から初期の北野映画かっていうぐらいセリフがない
いや北野映画でももっとセリフある
・練習メニューを書き込むページが12月24日のクリスマスイヴ
つまりクリスマスイヴも練習する=交友関係が少ないということがわかる
・赤線で消される練習生の名簿
ジムの経営がうまくいってないことがわかる
ボクシングシーンは残念
いわゆる「手打ち」という素人のパンチの打ち方
体の軸が回転するのではなくて手だけでパンチを出してる
自然体でインタビューをうける三浦友和がうまい
2試合目を振り返るときに
「痛いのはきらいです」と答えてる
これは人間関係のメタファーだと捉えた
ボクシングの試合と同じように人間関係でも痛みを怖がっていたのではないか