m

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツのmのレビュー・感想・評価

-
ファンの為の作品ながらドキュメンタリーとしての質が良い。これは泣かないわけない。一緒に成長してきた身としては最高級の作品だと思った。

これはズルい。これは卑怯な作品だ笑
まずop、キャスト人に招待状が届くという設定でセットに集まるシーン。あのシーンでもうなぜか涙溢れて止まらなかった笑
ファンサービスの過激さ、これからまた夢の世界が見られるんだ、夢の舞台裏が見られるんだというワクワクが止まらなかった。
音楽も既に『ハリーポッター』で、ドキュメンタリーさえ作り込まれていて素晴らしいと思った。

気に入った裏話は沢山あったけど、ネタバレの為あまり書かないでおこうと思う。
再現の難しいファンタジーという作品は、やはりおのずと力が入る。力が入ると誰かが置き去りにされたりするものだが、誰もかけることなく(具体的に言うならエマ)最終まで走り続けられたのは、やはり全員が言うとおり、制作場の雰囲気がよかったんだろう。作品作品で監督が変わり、監督が考える作品のテーマもある。そこが他のファンタジー作品とは違う点かもしれない。
ダニエル・ラドクリフさん、ルパート・グリントさん、エマ・ワトソンさんと共に成長できたことは誇りだ。そして、私たちの代表者のようにしっかりと成長してくれたことに涙が止まらなかった。その成長の裏側を見れたことに感激だった。

大御所俳優、ヘレナ・ボナム=カーターさん、ゲイリー・オールドマンさん、レイフ・ファインズさんたちが出演し語ってくれているのも貴重だ。とくにヴォルデモート!
ヘレナがガハガハと笑いながらセットを案内する姿は彼女の素で可愛らしく笑えてしまった。

クランクアップがあの飛び込むシーンって今後観るとき、見方が変わるね。しかも飛び込むってことに意味を見出したエマ!素敵よ!

ドキュメンタリー作品としても質が良く、ひとつの作品として楽しむことができる。憎らしい演出が多く追悼シーンのラストにリチャード・ハリスさんを持ってきたり、ラストのアラン・リックマンさん、スネープ先生の「Always.」を持ってきたりと、ドキュメンタリーなのに力が入り過ぎている。まだ魔法にかかっているように感じられた。それって凄いこと。

ハリーポッターは永遠だね。
素晴らしい作品でした。製作陣ホントにありがとう!!

※スコアはつけられません!
m

m