このレビューはネタバレを含みます
全てのシーンの満足度がめちゃくちゃ高い！
同窓会で再会した彼らがただ話しているだけでも十分面白かったと思うけど、映画の時系列やテイストを意識した構成でとても見やすかった。
第一章は幼少期のみんなが可愛すぎてとにかく尊い。
製作陣が大規模なオーディションをやった中でも「この3人しかいない」と思ったエピソードは、3人がなるべくしてその役になったことを表していてなんだか嬉しくなったし、3人の良さが存分に引き出されるように経験ある大人たちが環境づくりをしていたことも伝わってきて、それがシリーズの成功につながったんだなと感じた。
特に、3人に課されたレポートのエピソードは最高。
中盤は映画の4作目以降のようなダークな雰囲気。世界中で見られているシリーズに出演する彼らの重圧や苦悩が映し出される。エマワトソンが途中降板を考えていたことは驚いたが、最後までやり遂げてくれて本当に良かった。
シリーズに貢献したもののご逝去され同窓会には来れなかった人への追悼もリスペクトがあって素晴らしかったし、スネイプ先生の「Always.」での終幕は鳥肌。製作陣は我々ファンのツボを押さえてるんですね勿論効きました。
その他にも、トムとエマの恋慕の深掘り・ルパートとエマのキスを野次馬するダニエル等聞き応えのあるエピソードトークが盛り沢山！最高でした。
