冷蔵庫とプリンター

今晩は愛して頂戴ナの冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

今晩は愛して頂戴ナ(1932年製作の映画)
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冒頭、街の生活音がリズムを刻み序曲へとつながる発想は良いが、若干テンポが悪くてハマれない。ギャグも悉くスベっていた。

パラマウントの目を見張る豪華なセットと遊び心のあるショットは楽しめる。
三面鏡を映したショットはすごい。どうやってもカメラが映るはずだが、なぜか映らない。どうやったのか不思議。
暴れ馬にエミールが乗るシーンでは、フィルムの回転を早め、疾走する馬の速度を演出していた。このシーンはアニメ的な面白さがあった。
ラストの列車と馬の競走も素晴らしい。