このレビューはネタバレを含みます
(いい意味で)すごく変な映画だった。
群像劇的で、高度に編集で再構築されたドラマはどこか繋がっていないようで繋がっていて物語を通す糸のようなものがある。
刑事のオヤジさんが山に登って山吹の木を掘り…
大島渚賞受賞を機に横浜で再上映になりやっと見れた。前日ジャック&ベティでゴダール『カラビニエ』見て今の日本でも自分の立ち位置しっかり表現する人いて欲しいと思った所からの!キャストも16ミリフィルム撮…
>>続きを読む「第4回大島渚賞 記念上映会」にて拝見。
まず、チャンス演じるカン・ユンスさんがエクセレントだった。
"泣くこと"をあれだけの説得力とともに表現でにることに感銘を受けた。
完成度は言うまでもなく…
自分の人生を生きてるというだけで、もしかしたら自分が誰かにとっての加害者になっているのかもしれない。
そのようなことがたぶん、とても静かにスクリーンに写されていました。山吹が冒頭からずっと読んでいる…
ひとがひとに影響を与えながら、たまに交差する物語。
ストーリー上のわかりやすいメタファーと、なんか意味ありげだけどわからないとこがよかった。
あと映像がアートっぽいよさがあった気がする。
もう1回見…
やまぶきと名付けられた少女。
日陰に咲く山吹と、少女の芯の強さがすごくリンクしていた。
もうひとつ軸となるチャンスの物語。
家族の物語にサスペンス要素がいいアクセント。
田舎で生きる息苦しさをま…
実は、祷キララさんは推しというか、ファンでもある。「サマーフィルムにのって」のブルーハワイ役がよかった。
それもあって、この映画を観たのもある。ただ、推しと映画の感想はまた別である。
山﨑樹一郎…
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