菩薩

やまぶきの菩薩のレビュー・感想・評価

やまぶき(2022年製作の映画)
1.0
如何にもぼんやり左派リベラリズム映画過ぎて何も伝わらず。作劇はめちゃくちゃだし編集はぐちゃぐちゃだし演技レベルはバラバラだしで単にはちゃめちゃな映画。別に混迷の世の中で個として凛と立ち続けるみたいな若松的主張を否定するつもりもないが、シンプルに映画としての出来がすこぶる良くないし噛み合わない群像劇って苦痛でしかない。16mm撮影も意図的か予算の都合か分からんがプラスに働いている様にも思えないし、桜並木でチャリ2ケツさせればいいってもんでもない、取ってつけた様な音楽も不要。全部が監督自身の頭の中では勝手に補完されて完結しているのだろうけど、私は他人なので知らんがなとしか思えない。エンドロールにハマグチェをはじめ深田晃司やら瀬々敬久やら豪華メンツが並んでいたが…いやなぜ?メインターゲットがどこなのか知らんが客層は全共闘世代みたいな人が多かった、そこには刺さるんでないの、知らんけど。
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