鍋山和弥

皇帝のいない八月の鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

皇帝のいない八月(1978年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

国家に、軍は、必要か否か?そこだけが、テーマになってる作品。それ以上でも、以下でもない。なので、僕が、軍の必要性について、どう思うか書く。僕は、この作品内で、訴えてるような、軍国主義論には、反対だ。確かに、国を守るためには、軍事力が、必要であることは、認めよう。軍事力が、全く無ければ、他の国から、あっさり、侵略されてしまう。だが、この作品内で、『フジサキ』が、理想とする、軍人も、日本男子も、必要無い。ましてや、理想の、軍を、築き上げるために、一般人を、人質にするなど、間違ってるし、あってはならない。軍事力は、一般人を、守るために、必要なのだ。これでは、第二次世界大戦下の、狂った日本に、逆戻りだ。平和を守るなら、軍国主義になってはならない。理想の軍人が、居なくても、自衛隊員には、なりたい人が、なるし、自衛隊員に、ならない自由だって、必要だ。一般人の、権利が、守られなければ、意味がない。『軍は、必要無い。軍事力は、必要だ』ここは、大事。軍人である、必要は無い。平和を、叫ぶなら、権利と自由は、保証しなければ。憲法改正反対。第二次世界大戦で、狂った日本を、体験して、分かったはずだ。戦争は、悲劇しか生まないと。戦争反対。あの戦争を、繰り返してはならない。第二次世界大戦は、日本の、大きな過ちだ。それだけは、間違いない。自衛隊は、必要だが、軍隊は、必要無い。
鍋山和弥

鍋山和弥